共通テスト直前対策【漢文】|漢文で8割・10割を取る方法

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共通テストの漢文で8割、そして10割を取るための直前対策をご紹介
共通テストの漢文で8割取るためには指示語の正確な読み取りが必須
センター漢文で8割取るためには登場人物の把握も大切
共通テストの漢文で10割を取るには多くの問題演習と漢詩の知識が大切
まとめ

共通テストの漢文で8割、そして10割を取るための直前対策をご紹介

共通テストの漢文は得点源にしやすい科目ですが、8割や10割の高得点を狙うにはコツが必要になります。基本的な知識が身についていれば6割取れて、そこからいかに読解問題を正解するかが高得点獲得のポイントです。

8割を取るための攻略法と、10割を取るための攻略法のそれぞれについて詳しく解説していきます。まずは基本的な文法問題集を一通り仕上げて6割程度の得点を取れるようにした後、今回ご紹介する方法でセンター本番まで、時間の許す限り漢文の得点をアップしていってください。

それでは、それぞれの得点を取るための具体的な勉強方法について見ていきましょう。

共通テストの漢文で8割取るためには指示語の正確な読み取りが必須

共通テストの漢文で8割の得点を目指すためには、大きくわけて2つの攻略ポイントがあります。

1つ目は、指示語の攻略です。漢文の問題では、「これ」や「それ」「あれ」といった、指示語が多くなっています。そのため、それらの指示語が文章のうち何のことを指しているのかが分からないと、正確に意味を把握できません。指示語が多い文章の意味を取り違えてしまうと、設問の選択肢の中に正解を見つけることができなくなってしまうので、まずは指示語の内容を正確に把握する練習を行ってください。

指示語を攻略するための練習方法としては、問題演習を行うときに指示語で省略されている内容を補いながら読むことと、きちんと音読することが効果的です。さらに、漢文でよくある構成を把握しておくことも、指示語が多い文章の意味を正確に把握するのに役立ちます。

入試の漢文の文章の構成パターンとして、「1つのエピソードが語られた後に、それに戻づいた教訓が最後につく」というものが多いです。この起承転結の構成をあらかじめ知っておくと、読み取りが正確になります。

センター漢文で8割取るためには登場人物の把握も大切

センター漢文で8割を目指すためのもう1つの重要なポイントは、登場人物が誰なのかを正確に把握することです。

漢文の本文中では、登場人物が多く出てくる場合があります。この時、どの登場人物が何をしているのかを把握できないと、設問に答えることができません。さらに、登場人物が多い場合のパターンとして厄介なのが、「たとえ話に出てくる人物と実際に登場している人物が同時に出てくる」ことが挙げられます。たとえ話に出てくる人が突然出てきても対応できるように正確に読んでいく練習が必要です。

さらに、同じ人物でも本文中で呼び名が変わるパターンがあるので、その点も注意しましょう。もう1点、現代の価値観と漢文が書かれた時代の価値観が必ずしも一致していない場合があるため、先入観にとらわれず書いてある意味を正確に読み取っていくことが必要です。この時、一通り文章を読んで全体像を把握した後に、振り返って細部を把握していくと、登場人物や教訓を正確に把握することができます。

共通テストの漢文で10割を取るには多くの問題演習と漢詩の知識が大切

共通テストの漢文で10割の得点を取るためのポイントは、問題演習を多く積み重ねることと、漢詩の知識をマスターしておくことが挙げられます。

漢文の問題は年度によってさまざまな難易度やパターンの問題が出てきて、中には選択肢の中でどれが正解かが絞り切れず迷ってしまうような問題も含まれます。こうした問題が1問~2問混ざっていても確実に10割の得点を取るようにするためには、様々なパターンの問題に慣れておくしか方法がありません。見たことのないような傾向の問題が出てきても落ち着いて正確に解けるようにするために、共通テスト本番までの間にできるだけ多くの過去問や問題集を解いて、多くのパターンに対応できる実力を身に着けておくようにしましょう。

さらに、漢詩の知識が問われる問題は多くの人が苦手としている分野です。漢詩は知らないと解けない問題がほとんどのため、知識に穴がある部分が出題されると10割が取れなくなってしまいます。共通テストや大学入試で狙われる漢詩の知識について、問題集や教材を使ってわからない部分がないようにしっかりマスターしておくことがおすすめです。

まとめ

今回は、共通テストの漢文で8割、そして10割の得点を取るためのポイントについて解説しました。

共通テストの漢文は、まず基本的な文法知識をマスターできていれば6割程度の点数は取ることができます。そのうえで、指示語の把握や文章の構造の把握、登場人物が多い場合の読み取りの精度を上げていきましょう。この練習をすることで、8割程度の得点に到達できます。

さらに10割を狙っていきたい場合には、継続して問題演習を積み重ねて多くのパターンの問題に慣れておくことがおすすめです。また、漢詩の問題は知らないと解けないので、知識に穴がないように繰り返し復習してマスターしておくようにしてください。漢文はセンターの国語の中でも高得点を狙いやすい分野です。

今回ご紹介した方法の内、共通テスト本番までに残された時間でどこまでの対策を進めるか、戦略的に決めていきましょう。直前対策を万全にして8割、そして10割の得点を狙っていってください!

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